「怒ってるぞ!」管理人のblog

病院勤務時に知り得た「医療現場の実態」と、日常気が付いた「社会への義憤」について書いてます。

2004年03月

ブログ書けなくなり……

3日間、ブログ書き込み休んでしまいました。
「怒ってるぞ!」のページを読みにきて下さった方、すみませんでした。

私は、ブログであれこれ、病院経営者について書いてきました。

が、私も経営者と同じで、自分の都合だけで患者さんのことを考えているようなジレンマに陥り、ブログ書き込みが出来なくなり、休んでしまいました。

私は、自分の都合の良い患者さん、質の良い患者さんには、いつもでも病院にいて欲しいと思います。
しかし、問題行動を起こす迷惑な患者さん、面倒な手続きが必要な患者さんは転院して欲しいと思います。

病院は医療をサービスする場で、患者さんを選べません。

私は医療従事者として向いているのでしょうか?

疲れた

今日はとっても疲れました。
大勢が転院し、大勢が入院してきました。

入退院の理由は長期入院だから……。

いつもの事です。

いつもながら、馴れません。

転院先に移動する時間患者さんは何を考えているのかしら……?

患者さんのたらいまわし、診療報酬がかわらない限り続きます。

患者さんの立場にたった医療を…とか、
クリーンな医療を…とか

耳にしますけど、どこがじゃーーー!

長生き(3)

こんばんは、桜が咲き、少しずつ春が近づいてきましたね、皆様はいかがお過ごしですか?

今日も先日に引き続き、長生きについて、書いていきたいと思います。

現代、医療の発達により、寿命は延びています。
果たしてそれは良かったのでしょうか?

意識なく、食事も摂取できず、点滴と経管栄養剤補給で体だけ生きている状態。

痴呆が進み徘徊を避ける為、ベットにひもで結ばれてしまい拘束されている状態。

上記のような状態でいる患者さんは、このような治療方法を希望したのでしょうか?

(1)ナチュラルコース
(2)延命コース

健康である、今だからこそ、家族と話あいの場をもうけて欲しいです。

さもなくば、病院をもうけさせる、延命コースの治療を受けるはめになってしまいますよ。

長生き(2)

こんばんは、昨日に引き続き「長生き」について書いていきたいと思います。

現代、医療の発達により、いろいろな治療方法により長生きできます。

その長生きが、健康になって……、なら良いのですが、残念な事に、
意識がないまま、酸素吸入、経管栄養、点滴等などで体だけが生きている場合が高齢者にはあります。

急変しても、カウンターショックや、気管切開術施行後、カテーテルを挿入し、呼吸器等を装着、……、すると、また、心臓や、その他の臓器がトクトク、トクトクと動きはじめます。

でも、残念な事に意識はありません。

どこまでの治療を望むかは個人差があると思います。

医師は本人、又は、家族にどんな治療方針でいくか必ず確認します。

考えたくはありませんが、老いは必ずやってきて、
死は生ある以上避けて通れません。

あなたなら

(1)ナチュラルコース
(2)延命コース

どちらを選びますか?

長生き(1)

こんばんは、ほんと日本って長寿の国ですよね。

入院患者さんの、年齢層も80歳代、90歳代あたりまえ、100歳なんて言う患者さんも数人、入院するようになりました。

入院も短期間の入院で、すぐ退院できれば良いのですが、老人が一度入院すると治りも遅く、なかなか退院できません。

読者の方々、自分が80歳で入院を余儀なくされた場合、どのような治療を求めますか?

現代、医療の発達により、ありとあらゆる治療を行えば長生きは可能です。

ご飯を食べなくても、点滴や、経管栄養(カテーテルを埋め込み)を流し込み何年も生きていられます。

ちょっと想像してみて下さい、自分がどのような治療を病院に望むのか?を……。
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