こんにちは、「怒ってるぞ!」管理人です。

みなさん、治療費の請求で癌と分かると請求金額が変わってしまう事があるのご存知ですか?

例えば)
Aさんは胃ポリープを切除しました。
切除した日の会計は当然胃ポリープ切除の金額です。

Aさんの採取したポリープを検査して見ると早期の癌と分かりました。

次回、癌だと知らないAさんは手術の経過と診察を兼ねて来院します。
(そして、診察時、先生は癌の告知をしなかったとします)

会計時、領収書を見ると、手術の項目に追加金額があり、気になったAさんは会計の人に、
「今日は手術してないのに、この手術の追加金額は何ですか?」と尋ねます。

すると、会計の人は、
「あ、それは前回、悪性と分からなかったので胃ポリープ切除(12000円)で請求しましたが検査の結果、早期悪性腫瘍と分かりました。悪性と分かると金額が14370円となる為、差額が発生してあります。」

こうしてAさんは自分が癌と知ってしまうです。

なんて、極端な事は現在ないと思いますが、癌とはっきりすると金額が変わる事は事実です。

このような場合に病院は前もってトラブルを避ける為に、先生がきちっと癌告知をし、追加料金がある事を話しておくでしょう。
(もしくは、患者さんからの窓口負担3割分は病院の泣き寝入り(徴収せず)し、7割分だけ健保組合に請求するかもしれません)


医療請求にはこのように結果がはっきりすると金額が変わってしまうと言う事があります。

もし、デパートでお買い物をした時や、不動産購入に際し、後から金額が変わるなんて事になったら、それは怒ってしまいますよね。

でも医療現場ではそれが当たり前にあります。

こんな医療費(診療報酬)の請求を作っている、お役人に私は怒らずにはいられません。