こんばんは、ここ最近、「怒ってるぞ!」を読みに来て下さる方の件数が増えてきました。
(一時期は0件……なんて事もあったくらい少なかったんですよ。)

嬉しく思うのと同時に、皆様が病院に関し、感心が高い現れではなかろうかと思います。

今日は治療に使う材料について書きたいと思います。

病院は治療を行う際、ガーゼ、針、ネット他、治療に必要な材料を沢山使用します。
その、材料は、健康保険で請求出来る治療材料と、出来ない材料があります。

請求出来る物,、来ない物のを決めたのもやはり、いつものように中央社会保険医療協議会(厚生労働省の組織)です。

健康保険で請求出来るものは私達医療事務員がその基準に乗っ取って請求します。

では、出来ない材料費は病院は取り漏れてしまうのでしょうか?

もし、全身やけどをした患者さんが入院したら、全身にはガーゼ、包帯、リント布他沢山の材料が必要となります。
範囲が多ければ、結構な金額になります。

しかし、病院では自費材料の請求が認められていません。

そのまま請求しないとしたならば病院は赤字経営になり、倒産してしまいます。

そこで病院側も考え
「要するに、病院で請求しなければ良いのだ」と知り、

患者さんには売店で材料を購入してもらい、処置するときに購入したガーゼや、包帯を使用するのと言うふうになりました。

でも、これって、ずべての医療に当てはめられず変ですよ!

例えば、緊急で運ばれすぐ処置しなければならない患者さんがいた場合、
「すぐ、売店に行って、包帯、ガーゼ買ってきて下さい、それから治療に入ります。」なんて言ってたら、患者さんは怒ってしまいますよね!

以前、私がかかった病院では、私が処置で使用したリント布の残りを看護師さんかわ渡せれ、隣りの売店で新しい物を買って、また病院に戻して下さいって言われましたよ。

ちゃんと購入して、看護師さんに渡しましたが、そのまま購入せず、病院に行かなくなれば病院が損をしてしまいます。

又、小さな病院では売店などありません。

そこで、ダミーのA会社を作って、A会社の請求書を切っている病院もあります。
そして、患者さんからA会社って何ですか?って聞かれたり、
A会社なんて知らないぞーーー!とクレーム言われたりするんですよ。

この、分かりにくい請求方法なんとかならないものですかね……。

患者さんにお願いです。
私達、医療事務員は一生懸命訳の分かりにくい医療保険制度に乗っ取って、患者さんに請求しています。
決めているのは厚生労働省です!くれぐれも苦情は病院の受付では言わないで下さい。

言われた通りに請求しているだけで、我々に権限はないのですから……。