「怒ってるぞ!」管理人のblog

病院勤務時に知り得た「医療現場の実態」と、日常気が付いた「社会への義憤」について書いてます。

仕事

大奥との戦い(その4)

君臨するお局がいる大奥
権力は絶対永久には続かない。

放っておけば世代交代があり弱体するが、私はその前にお局の脛に傷を付けたかった。
しかしお局様は数十年君臨しただけある。強い!
初めお局様は反省点をいくつか上げてきたが、面談の回数が重なる事に自身の言い分もブレるようになり、自分に非は無いと主張するようになった。

今回一番驚いた事は、御台所のお付きの相談係
「仕事で困った事があったら気軽に相談しに来て下さい」と、わざわざ雇用契約時の資料に書いてあるにもかかわらず、いざ実際相談をしに行くと私を避け、排除しようと動いた。

私は、悪い膿を出そうとした善人では無く、職場の安全管理義務違反を追求する悪役になっていた。
後からネットでパワハラを訴えた方達の声を聞くと、
・無かった事にされた
・以前は味方してくれた人も手のひら返し
・相談係=相談者の首切り専門職
等など、私は自分の読みの甘さを反省した。

だが、諦めず戦っていると、心強い協力者が3人現れた。
本当に有難かったし、その方達に火の粉が飛ばない事だけを心配し、決して私はその優しさを利用しない!と全身で誓った。

会社側は間違った行動をしていた。
相談係はパワハラ事実が明らかになる事は避けて、調べればすぐに分かるようなでたらめな発言をしてしまった。
その後音信不通になり私は放っておかれた。
こんなに美味しい事実証拠を残して貰い、私は特典付き豪華プレゼントを貰った気分になり、申し訳ない気にさえなった。

公の機関、裁判で戦いを挑む時は、
「事実と証拠」これのみである!
感情とか、そう思ったとか個人的な意見はいらないに等しい。

私は実戦で戦っているプロ達に専門的な戦い方の5手、6手先を教えて貰い準備に取り掛かった。
そして先ずは一番軽い甘々な一手を打った。
その一手は、私が事実あった事を証拠にする為のもので、資料作りの一環でやっただけの手だったが、
相談係はそれだけで降参して来た。
(ようやくその先を考えるようになったのかな?)

相談係は私にとっても美味しい飴を差し出して来て、その代わり和解を迫って来た。
私は1番欲しかった飴を相談係から貰えたので、この期間にあった出来事をうやむやにして水に流した。

会社側はこれで終わった…と思っているのだろうか?
そうだとしたら間抜けである。
表面上の私の問題は解決しても、
地雷であるパワハラお局様はそのままいるし、何ら問題は解決しておらず、先送りしただけの事に気がついて無いのか?

まぁ、私が関与すべき事ではないが。


終わり

大奥との戦い(その3)

私はお局様のいじめをみんなに知って貰おうと、お局様より上の立場である御台所の相談窓口に行きました。
3回、御台所のお付きの方と面談をしましたが平行線で、
段々事が深刻である状況が分かった御台所達は、将軍様に事が暴露ることを恐れて、無かった事にしようと、私から逃げるようになりました。

なので私は逃がさないために労働局に、
・お局様の悪行
・隠蔽しようとした御台所
をオープンにして相談しました。

相談した先
1、労働局内の相談コーナー
こちらは事件を受け取ると自分達の仕事が増える部署のせいか結構キツイ事を言われ、
醜い争い部分が知れたので良かったのですが、
提出する前に良く考えろ、諦めろ的な気持ちになりました。

2、労働局外の相談コーナー
60才過ぎの定年退職後、再雇用制度で働いているような男性が相談に当たってくれました。
労働局内の相談窓口の方の時とは全く違い一杯聞いて下さり、同情してくれて、
「次に動きが無ければ、助言申出すると会社に伝えて、話し合いの場から退出しなさい!あなたは今すぐ助言申出票を作り、手元に用意しなさい。私○○と言います。」と言い、親身になって下さり心地良かったです。
電話をかける先を間違えて労働局外の相談コーナーにかけてしまったのですがこれはこれで良かったです(笑)
私は暫くしてから労働局に助言申出票を渡しました。

ちなみに助言制度は弱い制度で効力も無く、会社側は何もしてくれ無いから申請したと言うパフォーマンス的なものに過ぎません。(あっせんも同じ)
でも、証拠としては絶大な威力となるので使いましょう!
そしてこの時、申出票とともに弱いアイテムも提出して、こちらの本気度を伝えましょう。
(強いアイテムは隠しておきましょう。アイテムを見せてしまうと相手がアイテムに合った逃げのアイテムを作ってしまうので注意して下さい)

大奥のいじめが公の機関にオープンなった事が明るみに出ると、御台所達はそこまでするとは思ってなく、びっくりされて少し怒られましたw

でも会社は事実調査をしなかった事を突っ込まれたら痛いし、
そもそも以前よりいじめがあったとなれば「職場の安全配慮義務」に違反したと取られるし。
話合いは再開して御台所達も逃げなくなりました。

お局様は内心ドキドキしているようですが、自分はいじめでは無く「指導の範疇」と思っているらしく、
以前と変わらない様子です。
(お局様は実に性根強いです)

私はお給料が安く訴訟してもたいして額が取れなく、足が出るので弁護士事案で無いと判断、
まずは弁護士よりは出来る範囲が限られている分相談し易い気がして司法書士に相談しました。
だが司法書士も「お気持ちは良く分かりますが、訴訟をしても取れる原資が少ないので、司法書士に払うお金の方が高く持ち出しとなる為、そのような事案には協力出来ない。無料で自分で簡単に出来るあっせん制度を使い、自分の思いを伝えて気持ちを整理して終わりにしなさい」と、まぁもっと柔らかい言い方ではありましたがそんな感じです。

諦め切れず、私は次、社労士に相談しました。
(社労士は労働審判の代理権は無く、原則として当事者として参加も出来ず、通常訴訟になった場合は関与出来ません)
社労士は丁寧に話しを聞いて下さり、
「土日の休み中に資料に目を通してアドバイスしてあげるからすぐに資料を送って」と言われ、
社労士が私と戦う会社とは何ら関係が無いことを確認したうえで、個人情報は悟られない範囲で、いじめの事実メモをまとめた資料を金曜日ワード10枚をメール送信。
土曜日朝10時には「時間があったので資料を読みました…」と言いながら、しっかりしたアドバイスも頂けました。

今回は司法書士、社労士に相談しましたが、それぞれの立場から私の知らない事を教えて貰えてすごく勉強になりました。
しかも無料…。
ありがとうございました。

私は司法書士がアドバイスしてくれたあっせんでは生温いと考えて、
やはり労働審判を視野に入れて戦う事に!
労働問題実践マニュアル、労働審判の書き方の本を買い、毎日熟読。
一人で書類作成をして戦うことに決めました。
難しい本を読めない私には大変な作業です。
(◎_◎;)


続く

大奥との戦い(その2)

労働問題トラブルで戦いを挑む時、
相手はまさかそこまでして来ないだろう、と無防備でやらかして来る。
その間に、こちら側は多くの武器(アイテム)を用意して武装する。

強い武器、強い味方
1、戦い勝つ!と言う強い意志
2、味方になってくれる同僚
3、医療機関の診断書
4、証拠録音、毎日の記録メモ
5、労働法を勉強して身につける
6、労働局に相談をして既成事実(証拠)の足跡を残す
7、弁護士、司法書士、社労士の無料相談を活用、それぞれの戦い方を研究
8、戦う方法の熟知(助言、あっせん、労働審判、訴訟)
9、退職者、同僚の証言(協力してくれない事が多い為、期待しない)
私は嫌われたく無いので初めから同僚の協力者は作らないと決めて取り掛かりました。

実践前注意
1、必ず録音を取る
話合い中、証拠につながる発言をさせるように工夫をする。
「あの出来事についてどう思いましたか?」などと聞き、意見を貰う。
相手の意見はどうでも良くて、無かった事は討論しないので、
討論した→すなわちあった出来事の証明であるとつながるように会話をした。
私は出来事を録音していなかったのと、同僚の証言も取れない為、唯一話合いを証拠とするしかなく努力をしました。
2、なるだけ出来事をオープンにする
相手は隠したがる為、こちら側は事をオープンにすると大層嫌がりました。
3、労働問題で戦う場合、段階がある(助言、あっせん、労働審判、訴訟)
相手方には間違っても「訴えてやる!」とか言ってはいけません。
相手に裁判なったらどうするか?と、考える時間を与えるてしまい、逃げの作戦を練られてしまう為、最初から手の内は見せず、段階を追って制度を利用して出すアイテムも考えつつ強度を上げて出す。
4、恐怖心を煽り、ギブアップさせる
相手方に次はどんなアイテムが出てくるか想像するようになり恐怖心が芽生えてきます。
そこを利用し、ギブアップさせる心理戦を考えます。
5、先手必勝
相手は次々来るアイテムにびっくりするとともに、こいつマジだ!と分からせます。
6、出来事を文章で分かりやすく具体化させる訓練
これはブログ等で常日頃からやっていると自然と身につきます。
7、想定出来る資料は事前に作っておく
作っても使わない資料は沢山出来ますが、一つの資料を作ることは練習にもなりますし、無駄になりません。

上記、私が事前に意識したことである。
体調不良になった人は因果関係(過去は無かった)を証明する為に事前に診療報酬明細書(レセプト)があると良い。
レセプトは加入している健康保険組合で依頼出来る(開示請求と言う)
レセプトを取り寄せるのに1ヶ月近くかかる場合があるので早めに動いて下さい。

では、いざ1人戦に出陣
(^-^)/
 

大奥との戦い(その1)

何度か当ブログで大奥に勤務したことを書き、
初日から怒鳴られ、逃げたしたいと思うことは度々当ブログで書きつつ、日々が過ぎていった。

私は毎日、お局様とその取り巻き達にグイグイいじめられた。
大奥のいびり方は年季が入っていて(笑)、
これまで勤務していた苦手な人とか言うレベルではなく
桁違いに低レベルで粗悪。
そんな事どうでも良いじゃんと言う事を突っつき、大袈裟にして、攻め抜く。

一番極め付けは、私が席に座り資料を仕分けしていたら、
お局様が飛んで来て、「そこは、立ってやる!!!!」と激怒された。
周りを見渡したらみんな立ってやっていたw

えーー、立って仕分けする事、聞いて無いし〜w←私の心の声
しかも立ってやるのと座ってやることの違いって…何?
距離感?重力で置きやすいとか?
そこ怒鳴られるところ???
 
友人に話したら、「それ漫画だよ〜!」 と倒れこんで笑っていた後で、
「何で辞めないの?早く辞めなよ。」と。

お局様は過去からターゲットを決めて、何人も辞めさせていた。
お局様にとってのいじめは日常業務の一環で、私もタゲの一人だけだった。
そして多くの人達は泣き寝入りし、静かに去っていったのであろう。

しかし、私をご存知の方は分かるだろうが、普段、気が小さい内弁慶なのだが、
ここぞ!という時には危険な人物でさえも真っ向勝負、(言って無いが)数々の修羅場をくぐり、
何とか生き抜いてきた小心者で、
怒らせたら戦う!離さない!w

お局様はいつものように大人しいいじめがいのある人と私を勘違いしたがそれは大きな間違いで、
私の地雷を踏んでしまった。

私は毎日、いじめられた時間と出来事をメモ。
(本来ならこれに録音があるとパーフェクト!)
お局様が「それ、アウトでしょう〜!」的なパワハラ発言をすると、
私は勝利のカードをゲット!したかのようにくよくよせず、資料作りと労働法を学んで行った。

時は熟した。
(私のマグマ噴火準備完了)
私はついに決行することにした。

続く…(^-^)v

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職場内カーストって会社にメリットってあるの?

日経225に名を連ねる会社の子会社に勤務した時、
職場内カースト(雇用形態で差別)が半端でなく強かった。

カースト制のトップから順番で、
1,本社から直接雇用された社員
2,本社社員だが子会社へ出向した社員
3,子会社社員
4,派遣社員
5,業務委託で常勤していた方

仕事の内容で力関係が出来るのは仕方ないと思うが、
雇用形態で差別するのはキツイ。

私が勤務した会社は本社ビル内に社食があったが、
社員と以下の者達で明らかに分かる目印があり、プライドの高い出向者の方は社食を使っていなかった。
(今思うと会社側が社食を使わせない為に仕組んだことかな?と)

トップからカーストの嫌がらせがあるから、
社員は出向者へ、
出向者は子会社社員へ、
子会社社員は派遣へ。
社員の中でも学閥でまた細かいカーストがあり、自尊心を傷つけあっていて本当に怖い。

独身で仕事が出来て、人柄も良いのに派遣を余儀なくしていた人の中には、
カースト制が嫌でその会社を辞める方が多々いた。
(仕事が出来る派遣の方は会社にとってメリットばかりなのに、上手く使わないとは実に勿体無い。)
まっ、その有能な方々の中にはカースト制が無い会社で社員として雇われたりしているので、
派遣先に見切りをつけて正解だと思うが!

何故職場内カーストはあるのか?
職場内カーストのメリットデメリットって何?
結局社風なのかな?








 
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