今の勤務先が「大奥」なら、
さしずめ以前勤めた大企業は「社交界」 であった。

以前、私は日経225に入る大企業の子会社(健康保険組合)に勤務した。
子会社は本社ビルの中にあった。

入社当日、私は挨拶をし、顔を上げると、そこには全員きれいな女性陣!
病院時代にも綺麗、または可愛いなナースは沢山いた。
しかし、大企業の本社に勤務する女性とナースではかもしだす雰囲気がまるで違った。

おそらく、 ナースは当然アクセサリーを着けていない。 しかも白衣。
企業に勤務していた女性は顔も綺麗だが、洋服、アクセサリーもお洒落で華やか。
そして大卒で頭も良い。

人事は社内結婚をさせる為に綺麗な女性を採用しているのではなかろうか?と、思ったほどである。

また、後から分かったのだが、その会社は他の大きな会社を買収していた。
私は顔だけで、 本社直接雇用者か、買収された結果いる雇用者か見分けがついた。
(というか、私のだけではなく誰でも見分けられる。)
それだけ本社直接雇用者の女性は飛び抜けて綺麗だった。

そしてその綺麗女性達が集まると大概は社内のゴシップ、職場の男性陣の話題、上司の悪口。
彼女達の影響力は絶大であった。

それを承知の上で職場の一部の男性達は、綺麗な女性にこびる為ケーキを買ったり、
「好きなお菓子でも買いなさい。」と、お金を渡していた。

華やか職場のエリート達
社交界デビューした綺麗な女性陣は、一流の男性を見つける為、
また大企業にいた男性は、才色兼備な女性を選んだ。