昨日に引き続き病院ネタ。

何故病院で未収金が発生するのか?

・事務員さんの入力ミスでコスト漏れ発生。
・患者さんが支払わずに帰ってしまう。

この場合、事務員さんはわだかまりなく、
すぐ患者さんに未収連絡をします。

そう、わだかまりなく.....。

事務員さんには『わだかまりがある未収金の連絡』
をしなければならない時があるのです。

それは、
会計終了後に発生するコスト漏れ分の未収連絡です。

昨日の例で言うと、
紹介状を持ってきた患者さん。
診察終了→会計→患者さん帰宅。

先生は夕方、一日の全診察が落ち着いてから、
紹介状の返事(今後の治療方針)を書いた場合。
そのコストは未収となります。

事務員さん達は当然、
会計後、コスト発生って何?
不快な思いを患者さんにさせてしまうではないか。
何で私達が悪くないのに連絡しなければならないのか?

と、思い、わだかまりが生じます。
すると、昨日の記事のような、

病院「未収分がありますから支払いに来て下さい。」
患者「えっ?言われた金額を支払いました。」
病院「追加分が出ましたので...」
患者「....あの、きちんと請求して下さればお支払いしましたし、
そちらに伺うのに1時間以上かかるのですが...。」
病院「ではお近くにいらした時、お支払いをお願いします。」

ぞんざいな対応になるのです。

患者さんからすると、
なんなの?
自分達がミスをしたのにその態度。
事務員の態度は悪い....となりますよね。

でも、その裏側には、
病院全体の悪い体質が最後の会計という場所で表面化しただけに過ぎないのです。
そして、病院側は最後、「患者さんに支払いに来い。」と労力を強いるのです。