「怒ってるぞ!」管理人のblog

病院勤務時に知り得た「医療現場の実態」と、日常気が付いた「社会への義憤」について書いてます。

2018年03月

大奥に社交界、女は怖い

今の勤務先が「大奥」なら、
さしずめ以前勤めた大企業は「社交界」 であった。

以前、私は日経225に入る大企業の子会社(健康保険組合)に勤務した。
子会社は本社ビルの中にあった。

入社当日、私は挨拶をし、顔を上げると、そこには全員きれいな女性陣!
病院時代にも綺麗、または可愛いなナースは沢山いた。
しかし、大企業の本社に勤務する女性とナースではかもしだす雰囲気がまるで違った。

おそらく、 ナースは当然アクセサリーを着けていない。 しかも白衣。
企業に勤務していた女性は顔も綺麗だが、洋服、アクセサリーもお洒落で華やか。
そして大卒で頭も良い。

人事は社内結婚をさせる為に綺麗な女性を採用しているのではなかろうか?と、思ったほどである。

また、後から分かったのだが、その会社は他の大きな会社を買収していた。
私は顔だけで、 本社直接雇用者か、買収された結果いる雇用者か見分けがついた。
(というか、私のだけではなく誰でも見分けられる。)
それだけ本社直接雇用者の女性は飛び抜けて綺麗だった。

そしてその綺麗女性達が集まると大概は社内のゴシップ、職場の男性陣の話題、上司の悪口。
彼女達の影響力は絶大であった。

それを承知の上で職場の一部の男性達は、綺麗な女性にこびる為ケーキを買ったり、
「好きなお菓子でも買いなさい。」と、お金を渡していた。

華やか職場のエリート達
社交界デビューした綺麗な女性陣は、一流の男性を見つける為、
また大企業にいた男性は、才色兼備な女性を選んだ。



大奥の先輩たち

大奥で働いてからそろそろ1ヶ月経過

入った当初は一人ぼっち。
業務は全て春日様からご指導を頂き、
お昼は会話もせず、仕事中はひたすら「はい」「すみません」しか言わなかった気がする。

ようやく最近になり御半下で一緒に働く先輩たちの名前を覚え、会話も出来るようになって来た。

御三之間には優しい先輩もいて、
「分からないことがあったら聞いてね!」
と、声をかけて貰えた。


相変わらずロッカーの中には私物は置かず、いつでも辞められるようにしているが、
以前よりは雲の濃さが晴れて来た。

思えば、大奥の方々(職場も先輩)は、ミスなく早く仕事を覚えて欲しいと言う気持ちから、
口調はキツイが私を仕込んでくれている。
それが結果、徳川家(会社)の安泰であり、私のお給料にもつながる。
怒鳴られたくないのなら仕事を覚え、ミスしない。
これしかないのである。

私は団体行動がすごく苦手で、大奥での仕事は性に合ってない。
いつまで続くか分からないが、どうせいつかは辞める時が来る。
それなら滅多に入れない大奥での生活を学んでみても良いかな?と、日々自分をなだめながら、家に帰っても作業行程のイメージトレーニングをしている。








大奥の序列

wikiより、大奥の序列。
私、 現在御半下w
 

大奥女中一覧
階級読み方主な役職
上臈御年寄じょうろうおとしより御台所の御用や相談役を担当。御台所に同伴してきた京の公家出身女性の名誉職であることが多かったと言われている(上臈御年寄を参照)。
御年寄おとしより大奥の万事を取り仕切る最高権力者。「表」の老中に相当する(御年寄を参照)。
御客応答おきゃくあしらい諸大名からの女使が大奥を来訪した際の接待役を担当する。
中年寄ちゅうどしより御年寄の指図に従う代理役。献立のチェックから毒見役までをこなした。
中臈ちゅうろう将軍・御台所の身辺世話役。家柄や器量の良い女性が選ばれこの中から側室が選ばれていた(御中臈を参照)。
御小姓おこしょう御台所の小間使。7歳~16歳くらいの少女の場合が多かった。
御錠口おじょうぐち大奥と中奥の出入り口である錠口の管理を担当した。
表使おもてづかい外公役。御年寄の指図で物資調達を広敷役人に要請していた。
御右筆ごゆうひつ日記から書状に至る一切の公文書管理を担当。諸大名からの献上品の検査役も担っていた。
御次おつぎ御膳や様々な道具の運搬から対面所掃除などを担当。
切手書きってがき七ツ口を通ってやってくる外部からの来訪者の持つ「御切手」という通行手形をあらためる役職。
呉服之間ごふくのま将軍、御台所の衣装仕立て係。
御坊主おぼうず将軍の雑用係。剃髪姿で羽織袴を着用している。中高年の女性が就く事が多く、場合によっては中奥へ出入りすることもあった。
御広座敷おひろざしき表使の下働き。大奥を来訪した女使たちの御膳の世話をした。
御三之間おさんのま御三之間以上の居間の掃除一切をこなす。
御仲居おなかい御膳所にて料理一切の煮炊きを担当。
火之番ひのばん昼夜を問わず大奥内の火の元を見回る。武芸に長けており警備員的な役割も担っていた。
御茶之間おちゃのま御台所の茶湯を出す役。
御使番おつかいばん広敷・御殿間の御錠口の開閉を管理する。
御半下(御末)おはした(おすえ)大奥の雑用一切を受け持つ下女。

イメージトレーニング

毎日緊張しながら仕事へ行っている。

メモを見ながら仕事が出来るのであればまだ良いのだが、
大奥では基本、「メモ作成禁止令」が出ているので仕方ない。
分からくなったら「聞く」しかないのだ。

「何度同じこと聞いても良いから、繰り返して覚えて!」と、
総取締役の春日様には言われるが、
聞くことは春日様の手を止まることにつながり申し訳なく、また聞き難い。

聞くのが嫌なら、作業を覚えるしかない。
こっそりメモを取り(バレているとは思うが)
家でイメージトレーニング。
それでも職場では焦り真っ白に。
日々やれやれである。

今日はイレギュラーが重なりミスばかりしてしまった。
さすがに何度も「すみません」と繰り返す私の姿を見て、
春日様は、「間違えながら覚えて行くから気にしなくて平気だから。」
と、優しく言われ、御中臈達もフォローして下さる。

少しでも早く覚え、迷惑をかけない様に焦る気持ちばかりである。



監獄と言う名の大奥

女性ばかり大所帯の職場。

作業的な業務が多く、一人違う行動を取るとチェック機能が働かなくなるので全員しきたりに沿って仕事をする。
定期的に作業を休むチャイムまで鳴り行動を拘束され、まるでロボット。
そのうち息をするのも指示されるのでは無いかと思うほどである。

現在はまだロボットより人間の方がコスト的に安く、
またまだ人間の方が効率的に仕事が出来る側面があるので人間を雇っているが、
いずれはロボットもしくはコンピューターで処理出来るようになればこのような体育会系のスタイルでは無くなるのではなかろうかと?

監獄のような大奥で働き、文句ばかり言っている私だが、
実際、今、私は仕事を教わっている身であり、業務も慣れないので遅いことを悲観しても始まらない。
しかも一人で入ったから何となく馴染めないのは当然である。

会社側は「女性の多い職場なのでトラブルがある。個人的に親しくなって噂とかは避けて欲しい」と、初日に言われた。
要は、くだらない中傷や陰口で辞めた方がいたのだと推測。

私もゴシップに付き合うつもりは無いのでここは好都合!
思えば何も考えず、言われたら通りにやっていればお給料が貰える。
特に誰かと仲良くしなくても問題なく業務がこなせるので変な気もつかわなくて良い。

大奥総取締やNo.2、No.3に厳しく作業工程を教わるのはしばし辛いが、
君臨している皆様、口調はキツイが面倒見が良く、かなり助けて頂いている。

いつもならこんなに仕事が嫌だと食欲も無くなるのだが、
今回はお腹が空くので精神的には問題ないのか?
(はたまたストレスで過食なのか?)

いつもの傾向だとすぐに辞めちゃうパターンだが、
今回はどうなるのか?自問自答中である。



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