「怒ってるぞ!」管理人のblog

病院勤務時に知り得た「医療現場の実態」と、日常気が付いた「社会への義憤」について書いてます。

2005年09月

路上生活者(3)

こんばんは、「怒ってるぞ!」管理人です。
昨日に引き続き、路上生活者の話題で。

病院勤務時代、1年に5人くらいの路上生活者が入院していました。
来院時はもちろん、 支払いが無料になる救急車で

臭くて大変だと言いつつも、看護師さんはテキパキと対応! 関心します。

それに比べ事務長ときたら、
「何? 路上生活者が救急車で来院した?良し、良し、入院か?」
とそれは喜んでいました。

貧乏人が入院して、治療費が支払われるかどうかと心配するよりは、
公的資金で支払ってもらえる患者さんはやっぱり魅力的だったのでしょう。

路上生活者(2)

こんばんは、「怒ってるぞ!」管理人です。

季節は秋めいて来ましたね。
路上生活者の方々、朝晩は辛くなって来たのではありませんか?

ここで問題:
「もし、路上生活をしている時に病院へかからなければならない病気になってしまったら???」

答え:
「救急車を呼んで病院まで運んでもらう。」が正しい答えですよね。

自分で歩いて病院へ行くとお金が取られてしまいますが、
救急車だと、治療費は公的資金で支払われますから安心して治療が受けられます。

路上生活の常識的な問題だったかしら?

だからと言って暖かいベットと、3食付いた病院に暮らしたいからと言って、
安易に救急車を呼ばないで下さいね。
救急隊の方々の任務は大変なんですよ。

でも、意外と経営難の病院は路上生活者の入院を待っていたりして?
公的資金で支払われる患者さんは魅力的ですからね。

路上生活者(1)

こんばんは、「怒ってるぞ!」管理人です。

昨日の夕刊を今日読んでいたら、

「路上生活者ら強制入院」 の見出しで、
旧厚生省が1989年、結核予防法で入院を命令ができる患者の対象を拡大解釈した通知を自治体に出し、自治体の命令によって本来は法の対象外である路上生活者や独居高齢者が入院していることが27日分かった。

(中略)

しかし、命令入院患者の医療費は公費負担されるため、厚労省は違法な公金支出に当たるとして、補助金の支給対象としない考えだ。

と記されている。

旧厚生省が、公的資金を使って、病院の経営に協力していたって事になるのでしょうか?
それと、省庁としての権益を維持したい、という思惑あり?

病院経営にとって、公的資金を使える患者さんは取り漏れがない魅力的な患者様で、儲かってない病院は喉から欲しい……のでは?

同額を持つ真面目な貧乏人と要領の良い貧乏人

こんにちは、「怒ってるぞ!」管理人です。

病院勤務時代、
「ギリギリの生活で医療費が払えない」と言う人に沢山出会った。

私は仕事だったので、治療費が支払えないと聞くと、情況から判断し、生活保護の手続きを取ったり、減免申請をしたり、何とか治療費の取り漏れのないように取り計らった。

真面目に働いていて、ギリギリの収入があったばかりに生活保護にはなれず、
苦しい日々を繰り返さなければならなかった方。

要領良く、生活保護になれた方。

治療費の回収するのが仕事なのだから、
各々の生活に干渉などせず任務をこなさなければならないのだが、

私達の税金を使い、生活保護費を出してもらうのだから、
要領の良さで、税金を使われてしまうよりは、
真面目なのに苦しい生活を余儀なくされた方に使ってもらいたい。

と、思うのは私だけでないだろう。

役所の仕事は、(仕方ないとは思うが)
残金いくらで生活保護の決定が為されてしまうが残念でしょうがない。

介護保険施設、自己負担25,000円UP

おはようございます、「怒ってるぞ!」管理人です。
久しぶりに真面目に新聞を読んでいたら、

来月から介護保険施設、食住費、自己負担標準で25,000円増! 
(今まで標準だと、月額56,000円だったのが、81,000円になるそうだ。)

しかも、新聞では、
「法成立から施行日まで準備期間が短いため、厚生労働省は地方自治体や介護サービス事業者に対し、利用者への周知徹底を働き掛けている。」と、書かれている。

ひぇ?、?大変だ。

低所得者には負担上限額を設けるそうだが、
ギリギリの所で対象から外されてしまった人はかなりキツイ金額ではないか?



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