病院で仕事をしていると気が付くのですが、
ここ最近、仕事によるストレスから精神のバランスが崩れてしまう方が増えています。

バランスを崩してしまう原因は多種多様ですが、個人が出来る範疇を超えた仕事を任され、

現状として、物理的に無理な状況にも関わらず、ギブアップせずに頑張ってしまう。

21時…、22時…、 23時……、
時間は一刻一刻と過ぎていくにも関わらず任された仕事はまだ終わらない。

焦り、緊張、責任、重圧……。

当然、睡眠、休暇を返上し仕事だけに時間を費やす……。

上記のような状態が続く……。


多大なストレスにより気づいたときには精神のバランスが崩れてしまい、自力では、もう回復出来ず、薬を投与しなければならないまで体が衰弱してしまった……。

こんな方、又、予備軍の方多いはずです。

上記文章を読まれる方によっては、

能力がないのでは?とか、要領が悪いのでは?と、思う方や、

はたまた、経営者の方は、
そんな人材はいらない!と、檄を飛ばす方、いるかもしれませんね。

しかし、どうでしょう?

日中は休み時間を裂いてフル回転で動き回り、それでも仕事は終わらず、22時、23時まで仕事をしている状況で、

病気になったのは個人の能力のなさによる精神疾患とみなされてしまうのでしょうか?

先日、年配の方から苦情を言われたのですが、

「仕事が遅いのは、仕事の分担がちゃんと出来てないのか、そうでなければ、人材不足かのどちらかだ!!!」と、強く言われてしまいました。

上記のような環境の中で仕事をさせ、個人の精神のバランスを崩させてしまった会社にも問題はあると思います。


会社(経営者)はまた新しい人材を雇えば良いでしょう。

しかし、個人の人生は病気との戦いとなります。

劣悪な環境で仕事をしなければならない方、自分だけで無理な時には、上司なり、経営者なりに相談して対処策を考えてもらって下さい。

病気になってからでは、遅いのです。


そして、家族の方へ、

良く言われますが、精神疾患になるまでに患者さんは必ずSOSを出すと言われています。

相談を受けたとき、意見等を後にし、

まずは、話を聞いてあげて、リラックスさせてあげて下さい。

追記:
2004年8月31日 東京新聞朝刊より

バイト50日で過労死認定
雑誌政策で男性が急死 会社に賠償命令 大阪地裁判決
[雑誌の制作会社でアルバイトを始め約五十日で急死した大阪府枚方市の.......]

景気の問題、賃金の問題、いろいろな問題が合わさっての事だとは思いますが、皆さん自身にも関わりの有る問題かと思います。