こんばんは、先日から「自殺」について書き込みさせていただいてます。

今日は番外編として、実体験を記載していきたいと思います。


私がまず、患者さんの前に現れるタイミングは、大変申し訳ないとは思いますが、

「お支払い」をして頂く時です。

病院も医療を売る、サービス業です。

慈善事業ではないので、受けたサービスには、お金を頂戴します。


自殺や、未遂で終わった患者さんの家族は、精神的にも参っています。

しかし、そんな状況でもしっかり、請求にあがります。

患者さんが、未成年の場合は、当然親御さんが支払に行きます。

厳格で、威厳のありそうな親御さんで、
世間さまに迷惑かけてはいけないと、

さ、さっ、と、支払いを済ませて頂けます。

又、自殺未遂3回目のAさんが再入院し、退院に際し、支払いをする時、家族の方は、

「まったく、何度支払わせれば気がすむんだ!!!」

と、怒ってました。


また、先月、たばこ飲用にて未遂入院した
Bさん21歳男性は、治療費が15000円でした。

「お金がないので、明日支払いにきます」

と、言ったきり、支払いにきません。


・・・ (゜O゜;)ガビーーーン。

やった事に対し、けじめつけなさーーーい。
つけないと、また同じ事繰り返してしまうだよ!!!

と、言いたいです。

(Bさん宅に電話をし、未収の電話をしましたが、振込みしますと言ったきり、いまだに振込みされていません)

自殺をしたからと言って、今ある現状から抜け出せるわけではありません。

(ひょっとすると、もっと悪くなるかもしれませんよ)


抜け出す力は、自分の心にあるのではないでしょうか?

一つ階段を上がって、少しずつ乗り越えて欲しいです。

そして、私達に、自殺の治療費の請求などの仕事をさせないで下さい。

私達が、心から望むのは、

治療が治って良かった、喜んでもらえる患者さんと出会いたいのです。